すべての記事

ランダムなメールアドレスを生成:受信できる本物のアドレス

ランダムなメールアドレスの生成ツールで手に入るものは、まったく異なる3種類に分かれます。本物らしく見えても何も受信しない偽のアドレス、誰でも開ける公開の一時受信ボックス、そして残しておく限り自分宛てにメールが届く本物のメールエイリアスです。あとで再びログインするアカウントに使うなら、必要なのは3つ目です。ドメインがなければ、エイリアスサービスを使います。メールのキャッチオール設定をオンにしたドメインがあれば、このページの生成ツールがブラウザ内でランダムなアドレスを作ります。どこにも何も送信しません。CatchNoneなら、iPhone、iPad、Macでどちらの場合にも対応できます。Premiumならランダムな@catchnone.comのアドレスを、お持ちのドメインならランダムなエイリアスを使え、そのメールは専用のアプリで読めます。どのメールにも、届いたアドレスがバッジで表示されます。

必要なのはどの種類のランダムなアドレス?

ランダムなメールアドレスの生成ツールを名乗るサイトの多くは、このうち1種類しか作りません。3種類を比べると次のとおりです。

形式だけの偽アドレス生成ツール 公開の一時受信ボックス 本物のエイリアス
例 IPVoid、MyRandomGenerator、Mailwarm Mailinator、YOPmail、Guerrilla Mail CatchNone、DuckDuckGo、Firefox Relay、SimpleLogin、自分のドメイン
メールを受信するか しない する する
誰が読めるか 誰も読めない。ただし、そのアドレスがたまたま実在する人のものなら別 アドレスを知っている人、推測した人なら誰でも 自分と、メールを扱うサービス
メールとアドレスが残る期間 自分には何も届かない メッセージは1時間(Guerrilla Mail)〜8日間(YOPmail)。アドレスは誰にでも開かれたまま オフにするか、アカウントやサブスクリプションが終わるまで(詳しくは後述)
向いている用途 テストデータ。ただしexample.comのような予約済みドメインを使う場合に限る(後述)。こうしたツールの多くはgmail.comを使う 二度とログインしない、1回限りのダウンロード 使い続けるアカウント

形式だけの偽アドレスを作るツールは、そのアドレスが何も受信しないことを正直に書いています。IPVoidの生成ツールは、生成するアドレスについて「偽物(ランダムに生成)であり、メールの受信には使えない」と説明しています。ところがそのスクリプトは、gmail.com、yahoo.com、outlook.comなど実在のメールサービスでアドレスを作り、その半分はfirstname.surname(名.姓)の形式です。実在する人がすでに使っているかどうかは何も確認されないため、「偽物」というのは意図の話で、結果ではありません。

登録時に確認コードが送られてくる場合、偽のアドレスやexample.comのアドレスでは決して受け取れません。本物の受信ボックスが必要です。二度と戻らないなら一時的な受信ボックス、また使うならエイリアスです。

公開の受信ボックスは、手軽さと引き換えにプライバシーを手放すものです。MailinatorのFAQには「すべてのメールは公開されています。誰でも、どこからでも読めます」とあり、YOPmailの受信ボックスにはパスワードがありません。受信ボックスを開ける人なら誰でも、そのアドレスで登録されたアカウントのパスワードの再設定を申請することもできます。

ドメインがない場合:無料・低価格のメールエイリアス生成サービス

これらのサービスでは、ドメイン、DNS、メールボックスを用意しなくても、本物で長く使えるランダムなアドレスが手に入ります。ほとんどは今使っている受信ボックスへ転送しますが、この「読みもの」を運営するCatchNoneは、そのメールを専用のアプリにまとめます。プランはよく変わるため、選ぶ前にリンク先のページを確認してください。CatchNoneは、この表のほかのサービスとは関係ありません。

サービス メールの届き先 本当のアドレスが必要か 費用(2026年9月時点)
CatchNone 受信専用。iPhone、iPad、Mac向けの専用アプリで、届いたエイリアスがバッジで表示される 不要(メールアドレスやパスワードでの登録がない) @catchnone.comにはPremiumが必要。最新の料金はApp Storeで確認
DuckDuckGo Email Protection 自分の受信ボックスへ転送 必要(転送先として) 無料。「事実上無制限」だが、公表されていない1日あたりの上限がある
Firefox Relay 自分の受信ボックスへ転送 必要(転送先として) 無料で、Mozillaの現在のサービス設定ではマスク50個(Relayのページの一部には今も5個とある)。Premiumは年払いで月0.99ドル、または月払いで月1.99ドル(米国)
SimpleLogin 自分の受信ボックスへ転送 必要(転送先として) 無料でエイリアス10個。Premiumは年36ドルまたは月4ドル
Proton Pass 自分の受信ボックスへ転送 必要(転送先として) 無料でエイリアス10個。エイリアスを無制限に使うなら有料プラン
addy.io 自分の受信ボックスへ転送 必要(転送先として) 無料でランダムなエイリアス10個、メールは月10MBまで。有料プランは年払いで月1ドルから
「メールを非公開」 自分の受信ボックスへ転送 必要(転送先として) iCloud+が必要。月0.99ドルから(米国)

@catchnone.comのアドレスを手に入れるには、次のようにします。

  1. CatchNoneで「@catchnone.comを使う」を選び、Premiumに登録します。
  2. 新しいエイリアスを作り、サイト名などの名前を付けます。
  3. 「作成してコピー」を選択します。abcde-12345@catchnone.comのようなランダムなアドレスがサービスから割り当てられ、登録フォームに貼り付けられるようにコピーされます。
  4. あとで止めるには、そのアドレスをオフにします。送信者にはメールが返送され、ほかのアドレスはそのまま使えます。

すでにiCloud+に料金を払っているなら、「メールを非公開」は最初から使えます。返信、独自ドメイン、解約したときの扱いについて、各サービスの違いをさらに詳しく知りたい場合は、メールエイリアスサービスの比較を参照してください。

使えるランダムメールアドレスとは:登録で失敗する理由

ランダムなアドレスが登録で通らない場合は、次の4点を確認してください。

  • 最初から本物ではない。 形式だけの偽アドレスには、メールボックスがありません。代わりに本物のエイリアスを使うか、1回限りなら公開の受信ボックスを使ってください。
  • ドメインがブロックされている。 公開されているブロックリストdisposable-email-domainsは、PyPIが登録のブロックに使っていると説明しているもので、2026年9月25日には8,971個のドメインが載っていました。mailinator.com、yopmail.com、guerrillamail.com、generator.emailも含まれます。YOPmailは、サイトがそのアドレスをブロックし続けるため、新しい代替ドメインを毎日用意しています。代わりにエイリアスサービスか自分のドメインを使ってください。
  • サイトがエイリアスのアドレスを受け付けない。 duck.com、mozmail.com、simplelogin.com、anonaddy.meといったエイリアスのドメインは、このリストには載っていませんでした。ただしRelayのFAQによると、サブドメインのアドレスを拒否するサイトや、今ではGmail、Hotmail、Yahooしか受け付けないサイトもあります。別のエイリアスサービスか自分のドメインを試してください。大手のメールサービスしか受け付けないサイトには、メインのアドレスを渡すしかないこともあります。
  • キャッチオール設定がオフになっている。 自分のドメインでは、設定していないアドレス宛てのメールもドメインが受け付ける場合に限り、ランダムなアドレスにメールが届きます。たとえばiCloud+のカスタムメールドメインでは、「すべてを許可」がオンでなければ、そうしたメールは「送信者に返送されます」。先にオンにしてください(手順は後述)。

自分のドメインでランダムなメールアドレスを生成する

ドメインを持っていれば、ランダムなアドレスを作るのにエイリアスサービスは必要ありません。@の前には有効な文字列なら何でも(64文字まで)使えます。条件は、ドメインがすべてのアドレス宛てのメールを受け取ることで、これがメールのキャッチオール設定の役割です。まずはオンにしてください。

それから、下のオプションを設定します。この生成ツールはブラウザ内で動作し、ネットワーク通信を一切行わず、何も保存しません。文字の選択にはcrypto.getRandomValuesを使い、Math.random()は使いません(Math.random()はIPVoidが使っているもので、MDNによると「暗号学的に安全な乱数を提供しません」)。使うのは英小文字と数字だけです。RFC 5321が、@の前で大文字と小文字の区別に頼ることは「推奨されない」としているためです。また、同じ規格が@の前に認める64文字以内に収めます。

    生成ツールを使うにはJavaScriptが必要です。このページのほかの部分は、JavaScriptがなくても使えます。

    ドメインをexample.comのままにすると、決してメールを受信できない、テストデータ用のダミーアドレスになります(テスト用のダミーメールアドレスを参照)。実際に使うアドレスが欲しいなら自分のドメインを入力し、登録に使う前に、そのうちの1つへテストメールを送ってください。届かない場合は、キャッチオール設定がまだオンになっていないか、メールサービスがそのメッセージを迷惑メールと判定しています。

    どのくらいランダムなら十分?

    1つのサイトに渡すアドレスなら、ランダムな英小文字と数字で8文字あれば十分です。「似た文字」を「標準」にした場合で39.6ビット、つまり約8,500億通りのアドレスになります。それ以上は、1文字増やしても主に入力の手間が増えるだけです。ランダムさで何ができて何ができないかは、次の2つの脅威のどちらを想定するかで変わります。

    アドレスを推測される

    shop@example.comのような決まったパターンでアドレスを作っていると、1つを見た人は残りを推測できます。ランダムな文字はその穴をふさぎ、その効果を測るのがランダムさのビット数です。1ビット増えるごとに、ありうるアドレスの数は2倍になります。キャッチオール設定のドメインでは、推測されたアドレス宛てのメールもどのみち届くため、ランダムにしてもメールを締め出すことはできません。得られるのは、あるサイトに渡したアドレスを、別のアドレスから誰も割り出せなくなることです。そのため、そのアドレスに届いたメールは、そのサイトか、そのサイトがアドレスを共有した相手から来たものだとわかります。

    次の表は、英小文字と数字を使い、上の生成ツールと同じ似た文字のフィルターをかけた場合の、長さごとの合計ビット数です。

    似た文字のフィルター 文字セットの文字数 1文字あたりのビット数 6文字 8文字 10文字 12文字
    すべて 36 5.17 31.0 41.4 51.7 62.0
    標準(0、o、1、l、iを除く) 31 4.95 29.7 39.6 49.5 59.5
    厳格(さらに2、z、5、s、8、b、6、gも除く) 23 4.52 27.1 36.2 45.2 54.3

    似た文字のフィルターは、0とoを取り違えないように、1文字あたりのランダムさを少しだけ手放しています。

    単語を使う方法にも、別のトレードオフがあります。EFFの7,776語のリストからランダムに選んだ単語は1語で約12.9ビットになるため、ランダムな3語(約38.8ビット)は、ランダムな8文字とほぼ同じです。DuckDuckGoの新しいアドレスやFastmailのMasked Email(マスクメール)も単語を使いますが、この数字はEFFのリストでの値で、それぞれのサービスのリストのものではありません。

    でたらめなアドレス宛ての迷惑メール

    2つ目の脅威には、ランダムさは何の役にも立ちません。FTCのCAN-SPAMガイドは、辞書攻撃を「有効なアドレスに届くことを期待して、ランダムな文字と数字で作ったアドレスにメールを送ること」と説明しています。キャッチオール設定のドメインでは、そうしたアドレスはどれも有効です。これはアドレスの名前の付け方ではなく、キャッチオールのルールやフィルターの問題です。対処法はキャッチオールアドレスとは何か、なぜ迷惑メールが集まるのかで紹介しています。

    読みやすさかランダムさか:サイトごとのメールアドレスの決め方

    ランダムだけが賢い選択というわけではありません。どの方式にも代償があります。

    方式 例 向いていること 難点
    サイト名 shop@example.com どこから漏れたかがひと目でわかる 1つを見た人は、ほかのアドレスも推測できる
    プラスアドレス you+shop@example.com メールサービスが対応していれば、設定なしで使える タグを外すと本当のアドレスが残る
    ランダムな文字 k7pq-3xwa@example.com 推測されることも、ほかと結び付けられることもない どのサイトにどのアドレスを渡したか、記録が必要
    ランダムな単語 amaze-gem-spider@duck.com 読み上げやすく、入力しやすい 同じランダムさでも長くなる

    Gmailは、一般ユーザー向けの@gmail.comアドレスではピリオドも無視するため、j.ohn.smith宛てのメールはjohnsmithに届きます。届きはしますが、プラスのタグと同じくらい簡単に元に戻せます。一方、gmail.comでランダムな文字列を作っても、それは誰のアドレスでもないか、他人のアドレスです。タグの詳細や、どのメールサービスが対応しているかは、サブアドレス(プラスアドレス)を参照してください。

    どの方式を選ぶにしても、どのアドレスをどこに渡したかは記録しておきましょう。

    メールアドレスとパスワードをまとめて生成:パスワードマネージャー

    パスワードマネージャーなら、アドレスとパスワードをまとめて作り、両方をログイン情報と一緒に保存できます。これが「メールアドレスとパスワード」の生成ツールの本物の形です。偽のアドレスと、生成サイトで作ったランダムなパスワードの組み合わせでは、使えるアカウントになりません。

    Bitwarden:キャッチオールメールのユーザー名

    ここでの手順は、2026年9月時点のBitwardenの生成ツールのヘルプに沿っています。メールのキャッチオール設定をオンにした、自分のドメインが必要です。

    1. 生成ツールを開きます。ウェブアプリでは「Tools(ツール)」>「Generator(生成)」に進み、「Username(ユーザー名)」を選択します。ブラウザ拡張機能では「Generator(生成)」タブを開き、「Username(ユーザー名)」を選びます。編集中のログイン情報で、「Username(ユーザー名)」欄の「Generate(生成)」アイコンを選択することもできます。
    2. 「Type(種類)」メニューで「Catch-all email(キャッチオールメール)」を選びます。ほかの種類は「Random word(ランダムな単語)」(初期設定)、「Plus addressed email(プラスアドレスのメール)」、「Forwarded email alias(転送用メールエイリアス)」です。
    3. 「Domain(ドメイン)」にドメインを入力します。
    4. 生成したら、アドレスをコピーするか、ログイン情報と一緒に保存します。Bitwardenのオープンソースのクライアントは、初期設定でランダムな8文字を作ります。Bitwarden自身の例ではbqzjleroのような形です。

    ブラウザ拡張機能とデスクトップアプリでは、代わりに「Add/Edit item(アイテムの追加・編集)」画面で、サイト名からアドレスを作ることもできます。Instagram.com@example.comのような形で、読みやすい反面、推測されやすくなります。

    Bitwarden:転送用メールエイリアス

    Bitwardenの「Forwarded email alias(転送用メールエイリアス)」の種類では、代わりに外部サービスにエイリアスが作成されます。SimpleLogin、addy.io、Firefox Relay、Fastmail、Forward Email、DuckDuckGoなどのサービスのAPIキーを生成ツールに貼り付けて使います。対応状況はBitwardenのアプリごとに異なるため、まずBitwardenの生成ツールのヘルプを確認してください。

    1PasswordとFastmail

    「マスクメール」の生成ツールを探していたなら、その名前の製品はFastmailのMasked Emailです。アドレスはランダムな単語とランダムな数字を組み合わせたもので、@の前はdog.food3495のような形です。作成するには、Fastmailで「Settings(設定)」>「Masked Email」>「New Masked Email address(新しいMasked Emailアドレス)」に進むか、1Passwordのブラウザ拡張機能から直接作ります。Fastmailに無料プランはなく、あるのは最長30日間の試用期間だけです(2026年9月時点)。詳しくは独自ドメインでFastmailのMasked Emailを使うを参照してください。

    ランダムなアドレスに有効期限はある?

    形式だけの偽アドレスはもともと機能せず、公開の受信ボックスはメールを短期間しか保存しません。ずっと使えるランダムなアドレスが欲しいなら、エイリアスサービスか自分のドメインを使ってください。2026年9月時点では、次のとおりです。

    • CatchNone:アドレスは、自分で削除するまで使えます。Premiumが終わっても@catchnone.comのアドレスは確保されたままですが、再び登録してアプリを開くまで、そのアドレス宛てのメールは届いた時点で削除されます。お持ちのドメインのエイリアスは、どのプランでも使い続けられます。
    • 形式だけの偽アドレス:期限が切れるものがありません。最初からメールを受信していないからです。
    • Mailinator:公開メッセージが残るのは「数時間」です。そこのアドレスはすべて最初から存在していて、誰でも使えます。
    • Guerrilla Mail:メッセージは1時間後に削除されますが、アドレスは使える状態のまま残り、あとでそのアドレスに切り替えて戻ることもできます。
    • YOPmail:受信ボックスが削除されることはありませんが、メッセージの保存期間は8日間で、受信ボックスは誰でも開けます。
    • generator.email:アドレスは「ドメインがここで有効である限り」受信し続けます。
    • DuckDuckGo:プライベートアドレスは、アカウントが有効で、自分で無効にしていない限り期限切れになりません。
    • Firefox Relay:Premiumをやめても、独自のサブドメインのマスクは転送を続けますが、そこで新しいマスクを作ったり、返信したりはできなくなります(RelayのFAQ)。
    • SimpleLogin:有料プランが終わっても、既存のエイリアスは受信も送信も続けられます。無料の上限を超えて新しいエイリアスを作れなくなるだけです。
    • addy.io:有料プランが終わると、有料プラン専用ドメインのエイリアスと、無料の10個を超える共有ドメインのエイリアスは無効になります(addy.ioのFAQ)。
    • 「メールを非公開」:Appleによると、無料のiCloudプランにダウングレードするとこの機能を利用できなくなります。既存のアドレスがどうなるかは書かれていません。
    • 自分のドメイン:アドレスは、ドメインを更新し続け、キャッチオール設定をオンにしている限り使えます。キャッチオール設定がオンなら、使わなくなったアドレスにもメールが届き続けます。1つを止めるには、メールサービスでそのアドレス用のルールを追加します。Cloudflare Email Routingなら、「Drop」(破棄)アクションのルーティングルールです。

    ランダムなメールアドレスの生成ツールは安全?

    文字列を生成すること自体に害はありません。リスクを決めるのは、それを何に使うかです。

    • 形式だけの偽アドレス:登録には使わないでください。gmail.comやyahoo.comで実在する人のアドレスかもしれず、確認メールやパスワード再設定のメールも受け取れません。
    • 公開の受信ボックス:届いたものはすべて公開されたものとして扱ってください。使い続けるアカウント、自分の名前が入るもの、買い物には決して使わないでください。
    • エイリアスサービス:メールを扱うのはサービス側なので、プライバシーポリシーに納得できるところを選び、支払いをやめたらアドレスがどうなるかを確認しておきましょう。

    テスト用のダミーメールアドレス

    テストデータ、サンプルのフォーム、ドキュメントには、実在のメールサービスのアドレスを生成しないでください。まさにこの目的のために、RFC 2606とRFC 6761で予約されている名前を使います。

    • example.com、example.net、example.org:ドキュメント用に予約されていて、登録はできません。2026年9月25日には、どれもnull MXレコードを公開していました。これはRFC 7505で、そのドメインがメールを一切受け付けないことを意味します。
    • .example:ドキュメントや例示のために予約されたトップレベルドメインです。
    • .test:テスト用に予約されています。RFC 6761には、ネットワークによって名前解決の結果が異なる場合があると書かれているため、自分のネットワーク内のメールキャッチャーに向けることができます。
    • .invalid:明らかに無効な名前のためのもので、名前解決はすぐに失敗するはずです。

    .localhostも予約されていますが、これは自分のマシンを指すもので、メールのドメインではありません。

    つまり、user001@example.comはテスト用データベースに入れても安全で、qa@mail.testはローカルのメールキャッチャーで使えます。どちらも、インターネットから確認コードを受け取ることは決してありません。本物の登録コードやパスワードの再設定を試すには、自分のメールボックスのプラスアドレスなど、自分で管理している受信ボックスを使ってください。

    似た名前は避けてください。誰のものでもないと保証されているのは、予約された名前だけです。email.comにはmail.comのサーバーを指すMXレコードがあり、testmail.comにはMXレコードはないもののアドレスレコードがあるため、メールサーバーがそこへ配信しようとする可能性があります。また、テスト用データベースをランダムな@gmail.comのアドレスで埋めないでください。その中には実在する人のアドレスも含まれます。コードでテスト用のアドレスを生成するなら、暗号学的な乱数源と予約済みドメインを組み合わせてください。

    CatchNoneの位置付け

    CatchNoneなら、削除するまで使い続けられる本物のランダムなアドレスが手に入り、そのメールはメインの受信ボックスではなく専用のアプリにまとまります。Premiumでは、abcde-12345@catchnone.comのようなランダムな@catchnone.comのアドレスが割り当てられ、ドメイン、DNS、メールボックスを用意する必要はありません。オフにすると、送信者にはメールが返送されます。お持ちのドメインでは、上の生成ツールと同じような形式のオプションからランダムなエイリアスを生成できます(初期設定ではa2b3-c4dvのような形)。「カスタマイズ」で自分で入力することもできます。キャッチオール設定でメールが届くメールボックスを、デバイスから直接IMAPまたはJMAPで読み取り専用として読み込むので、そのメールがCatchNoneのサーバーを経由することはありません。どのメールにも届いたエイリアスがバッジで表示されるため、漏れたり売られたりしたアドレスがすぐにわかります。無料プランでは自分のドメインのエイリアスを10個まで使え、Lite・Premiumでは、自分のドメインのエイリアスを無制限に作成できます。CatchNoneをダウンロード(iPhone、iPad、Mac向け)。

    CatchNoneは受信専用なので、登録用のメールは専用のアプリにまとまり、返信はいつものアカウントから行います。@catchnone.com宛ての各メッセージは、届いてから30日間保存されます。テストデータには、やはり予約済みドメインが適しています。CatchNoneの仕組みもご覧ください。

    よくある質問

    受信できるランダムなメールアドレスは手に入る?

    はい、方法は2つあります。MailinatorやYOPmailのような公開の受信ボックスはすぐに使えますが、アドレスを知っている人なら誰でも読めます。エイリアスは自分専用のアドレスです。CatchNoneの@catchnone.comのアドレスには、アプリ内に専用の受信ボックスがあります。一方、DuckDuckGo、Firefox Relay、SimpleLoginなら、今使っている受信ボックスにメールが届きます。

    偽のメールアドレスから身元はたどれる?

    身元がわかるきっかけが、アドレスであることはまれです。登録フォームに何を入力しても、サイトからは接続のしかたや、入力した支払い情報が見えています。ランダムなエイリアスを使えば、メインのアドレスをサイトに渡さずに済みますが、正体が隠れるわけではありません。また、エイリアスサービスには、中継するメールが見えています。

    ダミーのメールアドレスを一覧で作るには?

    生成ツールのドメインをexample.comのままにして生成し、「すべてコピー」を選択します。または、user001@example.com、user002@example.comのように自分で番号を振ります。

    読みもの

    メールを、もう少し使いこなす。

    すべての記事

    メールアドレスは何個必要?使い分けのおすすめと例

    メールアドレスは何個必要か、1つで済ませても安全か。銀行、買い物、メルマガ、SNSなど用途別の使い分けの例、締め出されないための再設定用アドレスの選び方、1つで足りる場合を紹介します。

    あなたのメールを、もっとあなたのものに。

    CatchNoneをダウンロード

    iPhone、iPad、Mac向け